高円寺の古着屋"GRANDBERRY JAM"blog

春めいてきた日差しの中。
男は黙って足早に歩いていた。
しかし、何かに追われたような感じはない、むしろ清々しさすら感じられるほのかに笑顔を浮かべた表情で歩いているのだ。
今日はとても天気がよく、男の気持ちを高ぶらせているに違いなかった。
男はいつも通勤コースの公園にさしかかるところにある標語のような看板が気になっていた。
今日もいつものように気になり目をやる。
その標語というのはこうだ。
『いかのおすし』
いか＝ない
の＝らない
お＝お声をだす。
す＝ぐにげる
し＝らせる
と書いてある看板で、はじめの＝の前の文字とつなげて読まなくてはならないのに、どうしても”お”の後ろの言葉が『お声をだす』に読めてしまう事に違和感を覚えるからだ。
案の定今日も”お声をだす”ってなんだよって不適な笑いを浮かべながら公園に入って行った。
その時である。
男の足が何かを踏みつけた。
足の下に目をやると、乾燥した犬か猫のう○ちである。
その公園は休日ともなると杉並セレブの憩いの場となり、ペットを散歩させるにはもってこいの場所と化すのである。
そのセレブの中のう○ちの始末をしない不埒な飼い主の仕業かと、怒りと空しさが同居した不思議な気持ちになった。
ただ、乾燥していたので問題はないはずと思って、前屈みになり、久々にはいたクラークスのクレープソールの裏側をのぞき見た。
まったくもってついてはいない。
しかし、安堵とは別のなんだかよくわからない違和感を男は覚えた。
ふと自分の股間の辺りに目をやると、なんと社会の窓が全開なのである。
少しも閉じる様子のないその社会の窓は、まるで、春の風を気持ちよく取り込み、空気の入れ替えでもしたいかのように開いていた。
ふと今までの行動を思い出した。
朝起きて、朝食を食べ、着替え、家を出た。
更に、今日は返却期限の差し迫ったレンタルビデオを返却にも行っている。
おそらく、いや、絶対そのレンタルビデオ屋にも全開で行っていた。
社会の窓全開でう○ちを踏んだのだ。
男は笑った。
今日もいい天気だと。

って、今日の自分の朝の出来事をくだらない感じで書いてしまいました。
すみません。
くだらない事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

っていう今日は、、、、って続けたいんですが、すみません。
今日は商品アップができませんでした。
たくさんのお客様に着て頂いたり、なんやかんやありまして、、、すみません。言い訳です。
明日からはまたばしばし？アップしていきますので、見てくださいね。

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